はじめに
- 上野先生:
- 切除不能胆道癌の標準治療としてはゲムシタビン+シスプラチン(GC)療法、ゲムシタビン+S1(GS)療法、ゲムシタビン+シスプラチン+S1(GCS)療法が推奨され、広く用いられています。このうちGC療法との併用療法の開発が現在さまざまに行われていますが、その一つであるTOPAZ-1試験の結果がASCO-GI 2022で出てきましたので、解説したいと思います。
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肝胆膵癌の免疫療法をテーマに各分野のエキスパートの先生方にお集まり頂き、全3回シリーズでお送りする第11回座談会、第2部の今回は胆道編です。ASCO-GI 2022で発表されたTOPAZ-1試験の結果を上野先生に解説いただき、それを踏まえたディスカッションをしていただきました。