第14回座談会 肝細胞癌座談会 第四部
-HIMALAYA試験-
第14回座談会は、肝細胞癌のTOPICSとして2024年に発表された最新のデータに基づいて、国立がん研究センター東病院 肝胆膵内 科長 池田公史 先生、近畿大学医学部 消化器内科 上嶋 一臣 先生、千葉大学医学部附属病院 消化器内科 小笠原 定久 先生、京都府立医科大学 消化器内科 森口 理久 先生にお集まりいただき、各々についてのレクチャーとディスカッションを行いました。
HIMALAYA試験について
- 池田先生:
- ロレンザ・リマッサ先生が2024年のESMO-GIで発表した内容を紹介します。HIMALAYA試験の結果で、5年のOSアップデートが出ました。確かに非常にきれいな結果で、カプランマイヤー曲線でも、5年時点でのcensoredデータがわずかしかないことからも、その信頼性が伺えます。5年生存割合は19.6%と9.4%で、約2倍の差がある点が注目されます。この結果は、患者さんにとっても希望の持てるデータで、薬物療法だけで5年生存率が20%に達することは非常に喜ばしいことでしょう。「5人に1人は5年生存できる」と説明するのは、患者さんへの励みになると感じています。(図1)
-
図1
