2020 Virtual Scientific Program American Society of Clinical Oncology®

Abstract 9005 肺癌


CTONG1104: Adjuvant gefitinib versus chemotherapy for resected N1-N2 NSCLC with EGFR mutation—Final overall survival analysis of the randomized phase III trial 1 analysis of the randomized phase III trial.

First Author : Yi-Long Wu

CTONG1104: EGFR遺伝子変異陽性、病理病期II-IIIA(N1-N2)期の完全切除後非小細胞肺癌患者に対する術後補助療法としてゲフィチニブと標準化学療法を比較したランダム化第3相試験の全生存期間の最終解析

背景

 非小細胞肺癌 (NSCLC) 患者の20-25%が外科的根治切除の適応となる。病理病期II-IIIA期の完全切除後NSCLC患者に対する術後補助療法としては、シスプラチン併用化学療法が標準治療である。IASLC病期診断システムでは病理病期II-IIIAの5年生存率は36-49%、生存期間中央値は35.0-58.9ヶ月と報告されている。
 本試験は、EGFR遺伝子変異陽性、病理病期II-IIIA(N1-N2)期の完全切除後NSCLC患者に対する術後補助療法として、標準的なプラチナ併用化学療法に比してゲフィチニブ内服療法が無病生存期間を有意に改善することを示した (28.7ヶ月 vs. 18.0ヶ月 [HR=0.60, 95%CI: 0.42-0.87, p=0.0054])。今学会で、本試験の全生存期間の最終解析結果が報告された。

対象と方法

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