2020 Virtual Scientific Program American Society of Clinical Oncology®

Abstract 4011 大腸癌

このエントリーをはてなブックマークに追加


Impact of high-risk features on disease-free survival (DFS) in patients (pts) with high-risk stage II colon cancer (CC) in ACHIEVE-2 trial as part of the IDEA collaboration.

First Author : Dai Manaka, et al.

術後再発高リスクstage II結腸癌に対するACHIVE-2試験における、再発リスク因子の無病生存期間(DFS)に与える影響について

背景

 再発高リスクstage II大腸癌に対してオキサリプラチン併用の術後補助化学療法期間(6ヶ月 vs 3ヶ月)を比較検討したIDEA Collaborationの結果が2019年の米国臨床腫瘍学会(ASCO)で報告され1)、CAPOXを選択した場合には6ヶ月に対する3ヶ月の非劣性が、FOLFOXを選択した場合には3ヶ月に対する6ヶ月の優越性が示された。
 本邦で行われたACHIEVE-2試験はこのIDEA Collaborationを構成する4試験の内の1試験であり、514例を対象とした無作為化比較第3相試験として実施された。ACHIEVE-2試験の結果は2019年の欧州臨床腫瘍学会(ESMO)で報告されたが2)、3ヶ月投与群は6ヶ月投与群と比較し、有効性を損なうことなく、Grade 2以上の末梢性感覚ニューロパチーの発生を大幅に減少させた。
 今回はACHIEVE-2試験における再発高リスク因子の無病生存期間(DFS)に与える影響について報告された。

対象と方法

 ACHIEVE-2試験の対象は、再発高リスク因子を有する根治切除後のstage II結腸癌(RSを含む)であり、オキサリプラチンベースの術後補助化学療法(担当医判断によりCAPOX or mFOLFOX6を事前選択)を6ヶ月投与する群と3ヶ月投与する群に無作為割り付けされた(図1)。層別化因子はレジメン(mFOLFOX6/CAPOX)、年齢(70歳以上/未満)、深達度(T4/T3)、郭清リンパ節個数(12個未満/以上)、施設だった。
 再発高リスク因子は以下の6つと定義され、その内、1つ以上を有する症例が再発高リスクと判断された(深達度 T4、低分化型、郭清リンパ節個数 12個未満、脈管侵襲陽性、腸閉塞、腸穿孔)。

 本試験の主要評価項目はDFS、主な副次的評価項目は全生存期間(OS)、治療成功期間(TTF)、コンプライアンス、安全性とされた。

このコンテンツは会員限定です。ログインをしてご覧ください。

ユーザ登録 ログイン

レポート一覧へ