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Abstract 4507 肝臓癌

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Apatinib as second-line therapy in Chinese patients with advanced hepatocellular carcinoma: A randomized, placebo-controlled, double-blind, phase III study.

First Author : Qiu Li, et al.

進行肝細胞癌に対する二次化学療法としてのアパチニブ:中国におけるランダム化プラセボ対照二重盲検第3相試験

背景

 肝細胞癌(HCC)患者のうち、約80%が進行がんであり、その予後は5年生存割合が10-20%と不良である。中国は世界のHCC患者の約半数をしめており、かつ疾患素因や治療体系、予後が特殊である。進行HCCに対する一次治療はソラフェニブが中国でも広く使用される標準治療であるが、本試験を開始した2014年時点では、二次治療として承認された薬剤はなかった。アパチニブはVEGFR-2を標的とした経口チロシンキナーゼ阻害薬であり、進行胃がんに対する三次治療として中国で承認されている薬剤である。進行HCCに対しても、一次治療としての第2相試験において安全性と有効性を示したため、二次治療としてアパチニブの有効性と安全性を検証する第3相試験(AHELP試験)が行われた。

対象と方法

 適格規準は、組織学的または臨床的にHCCであると診断されている、切除やラジオ波焼灼術などの局所治療の適応がない、全身化学療法またはソラフェニブに不応または不耐である、Child-Pughスコアが5-7点である、BCLCステージBまたはCである、ECOG PS が0または1である、少なくとも1つのRECISTv1.1による測定可能病変があることだった。適格患者は、アパチニブ群(750mg、1日1回)とプラセボ群に2対1の割合でランダムに割り付けられた。層別化因子は、ECOG PS(0 vs.1)、ソラフェニブ治療歴の有無、血管浸潤または遠隔転移の有無だった。主要評価項目は全生存期間であり、副次評価項目は6ヶ月および12ヶ月生存割合、無増悪生存期間、無増悪期間、奏効割合、病勢制御割合、安全性などとした。
 症例数設定は、生存期間中央値をプラセボ群が6.0ヶ月、アパチニブ群が8.5ヶ月と仮定し、両側α0.05、検出力80%、登録期間12ヶ月、経過観察期間36ヶ月、脱落例15%として、登録390人、312例のイベントが必要と算出された。

結果

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