Annual Meeting of the American Society of Clinical Oncology

Abstract 9006 肺癌


Amivantamab in combination with lazertinib for the treatment of osimertinib-relapsed, chemotherapy-naïve EGFR mutant (EGFRm) non-small cell lung cancer (NSCLC) and potential biomarkers for response.

First Author : Joshua Bauml, et al.

オシメルチニブ耐性後の細胞傷害性抗癌薬未治療 EGFR変異陽性非小細胞肺癌に対するlazertinib+amivantamab併用療法とその奏効に関連するバイオマーカー

背景

 第3世代EGFRチロシンキナーゼ阻害薬であるオシメルチニブの耐性機序は、EGFRの耐性変異によるもの、METの経路を介するもの、その他のバイパス経路を介するものなど多様である。現在のところ、オシメルチニブに耐性を獲得したEGFR変異陽性NSCLCに対して、確立された標的治療は存在しない。Amivantamabは、EGFRとMETの二重特異性抗体であり、米国および中国でEGFR exon20挿入変異をもつNSCLCに対して承認されている。また、lazertinibはオシメルチニブと同様の第3世代EGFRチロシンキナーゼ阻害薬であるが、EGFRを介した有害事象が少ないことから、他のEGFR阻害薬との併用療法でも安全性が確認されている。(図1)
 本試験は、オシメルチニブ耐性後の細胞傷害性抗癌薬未治療 EGFR変異陽性NSCLCに対するlazertinib併用時のamivantamabの併用推奨用量を決定し、その安全性と効果の検証および奏効に関わるバイオマーカーを探索することを目的とした単群第1相試験である。

図1. amivantamabとlazertinibについて

Abstract 9006
(発表者の許可を得て掲載)

対象と方法

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