Annual Meeting of the American Society of Clinical Oncology® 2022

Abstract 3518 大腸癌


Plasma RAS dynamics and anti-EGFR rechallenge efficacy in patients with RAS/BRAF wild-type metastatic colorectal cancer: REMARRY and PURSUIT trials.

First Author : Y. Kagawa, et al.

RAS/BRAF野生型の切除不能大腸癌における血漿RAS遺伝子ダイナミクスと抗EGFR抗体薬リチャレンジ

背景と目的

抗EGFR抗体薬のリチャレンジはctDNAアッセイによって測定された、”直前の”血中RAS変異が陰性のRAS/BRAF V600E野生型切除不能大腸癌症例において、有効性が示されてきた。しかし、前治療の抗EGFR抗体薬不応後の血漿RAS遺伝子のダイナミクスと抗EGFR抗体薬のリチャレンジの有効性との関係は不明である。今回、血漿RAS遺伝子のダイナミクスを長期間前向きに観察するREMARRY試験と、直前に血漿RAS遺伝子変異陰性が確認されたRAS/BRAF V600E野生型症例に対するイリノテカン+パニツムマブによる抗EGFR抗体薬リチャレンジの有効性を検討するPURSUIT試験(第2相試験)が実施された(図1)。

図1 試験デザイン

Abstract 3518
(発表者の許可を得て掲載)

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