Annual Meeting of the American Society of Clinical Oncology® 2022

Abstract 4022 膵癌


Sequential nab-paclitaxel/gemcitabine followed by modified FOLFOX for first-line metastatic pancreatic cancer: The SEQUENCE trial.

First Author : Alfredo Carrato, et al.

転移性膵癌一次治療におけるnab-PTX+GEM施行後逐次的modified-FOLFOX療法:SEQUENCE試験

背景

  • 膵癌のbasal-like タイプはnab-パクリタキセル+ゲムシタビン(nab-P/Gem)の反応性がよく、classicalタイプはFOLFIRINOXの反応性がよいとされている1)
  • nab-Pは間質の線維化退縮に関連しており、癌細胞への抗がん剤の活性を高めるとの報告がある2)
  • 既報のSEQUENCE試験の第1相の結果ではnab-P/Gem療法後の、オキサリプラチン、ロイコボリン、5-フルオロウラシル(nab-P / Gem-mFOLFOX)による逐次療法は、転移性膵癌(mPDAC)において良好な安全性と臨床効果を示した3)

対象と⽅法

スペインの14病院で実施された、未治療mPDAC患者を対象とした非盲検無作為化第2相試験であり、一次治療におけるnab-P/Gem-mFOLFOX逐次療法を、標準治療であるnab-P/Gem療法と比較した試験である。
患者はそれぞれnab-P/Gem-mFOLFOX逐次療法群: nab-P(125 mg / m2、day1, 8, 15)+Gem(1000 mg / m2、day1, 8, 15)およびm-FOLFOX-6(※)を6週毎に施行、もしくはnab-P/Gem群: nab-PTX(125 mg / m2、day1, 8, 15)+Gem(1000 mg / m2、day1, 8, 15)を4週毎に施行に1:1で無作為に割り付けられた(図1)。
主要評価項目は12ヶ月全生存割合(OS)であり、副次評価項目はORR(全奏効割合)、TTP(無増悪期間)、PFS(無増悪生存期間)、OS中央値、QoLおよび安全性だった。

※m-FOLFOX-6:オキサリプラチン85 mg /m2, day29 +L-ロイコボリン 200 mg/m2またはラセミロイコボリン400mg/m2, day29+5-フルオロウラシル急速静注 400 mg /m2, day29+5-フルオロウラシル48時間持続点滴2400 mg /m2, day29-30)

図1 試験デザイン

Abstract 4022
(発表者の許可を得て掲載)

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