Abstract 79 白血病


Early and Deep Molecular Responses Achieved with Frontline Asciminib in Chronic Phase CML – Interim Results from ALLG CML13 Ascend-CML

First Author : David T Yeung et al.

慢性期CMLにおけるフロントラインAsciminibは早期かつ深い分子遺伝学的寛解を達成する - ALLG CML13 Ascend-CMLの中間解析結果

背景

 ATP結合部位競合型BCR::ABL1阻害剤は、多くの慢性期 (CP)CML 患者の初回治療薬として有効である。しかし、 現在使用されている薬剤で耐性または毒性のために治療が失敗する患者が一定数いる。BCR::ABL1のミリストイル部位に結合して阻害するFirst-in-class の薬剤であるAsciminibは、2ライン以上の治療に失敗した患者に有効である(Rea et al, Blood 2021)。Australasian Leukaemia Lymphoma Group (ALLG) CML13 ASCEND-CML試験は、フロントラインでの忍容性と有効性を評価することを目的とした試験である。

対象と⽅法

 ALLG CML13試験は、前向き非盲検第II相試験で、オーストラリアとニュージーランドの15施設で100名の患者が登録されている。患者はアシミニブ40mgを1日2回投与され、その後、ELN2020の至適奏効目標(3、6、12カ月目にそれぞれBCR::ABL1≦10%、≦1%、≦0.1%)、18カ月目に0.01%以下に従って評価が行われる。治療不成功(3、6ヵ月後のBCR::ABL1 >10%、12、18ヵ月後のBCR::ABL1 >1%)の患者はアシミニブを継続し、主治医判断によりイマチニブ、ダサチニブ、ニロチニブのいずれかを追加する。治療不成功ではないが、6、12、18ヶ月目に至適奏効が得られなかった患者には、アシミニブを80mgを1日2回に倍量投与する(図1)。副次的評価項目は、12カ月までに早期分子応答(EMR、3カ月時点でBCR::ABL1が10%以下)および分子遺伝学的大寛解MMR(BCR:ABL1が0.1%以下)を達成することである。プロトコールで規定されたEMRの中間解析を行い、信頼区間を報告する。本試験はノバルティス社から資金援助を受けている。

図1 試験デザイン

Abstract 79

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