ESMO Asia Virtual Congress 2020

Abstract 366MO 肺癌


Osimertinib plus platinum-pemetrexed in newly-diagnosed EGFR mutation (EGFRm)-positive advanced NSCLC Safety run-in result from the FLAURA2 study

First Author : David Planchard

EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌におけるオシメルチニブ+プラチナ製剤+ペメトレキセド併用療法の安全性の検討 -FLAURA2試験 Run-in phaseにおける安全性解析の結果-

背景

 未治療EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌(NSCLC)を対象としたFLAURA試験において、第3世代EGFR-TKIであるオシメルチニブは、第1世代EGFR-TKIに比して無増悪生存期間(PFS)および全生存期間(OS)を有意に延長した1,2)
 また、EGFR遺伝子変異陽性非扁平上皮NSCLCにおいて、ゲフィチニブ+カルボプラチン+ペメトレキセド併用療法は、ゲフィチニブ単剤に比して、奏効割合およびPFSの改善を認めた3)
 現在、オシメルチニブ単剤とオシメルチニブ+プラチナ製剤+ペメトレキセド併用療法を比較するFLAURA2試験が進行しているが、安全性プロファイルについては明らかではない。FLAURA2試験の無作為割付前のRun-in phaseにおける、オシメルチニブと化学療法の併用療法の安全性について検討した結果を報告する。

対象と方法

 未治療EGFR遺伝子変異陽性非扁平上皮NSCLC患者30例を対象として、オシメルチニブ+シスプラチン+ペメトレキセド併用療法(15例)またはオシメルチニブ+カルボプラチン+ペメトレキセド併用療法(15例)の導入後、オシメルチニブ+ペメトレキセドによる維持療法を行った。主要評価項目である安全性については、CTCAE ver.5.0を用いて評価した。(図1)

図1. 試験デザイン

Abstract 366MO
(発表者の許可を得て掲載)

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