Survival and prognostic factor analysis of 535, grade 3, gastroenteropancreatic neuroendocrine neoplasm (GEP-NEN): data from the Spanish Taskforce of Neuroendocrine Tumors Registry
First Author : Paula Jimenez-Fonseca, et al.
スペインの神経内分泌腫瘍レジストリによる，膵・消化管神経内分泌腫瘍（GEP-NEN）Grade 3 の535人の患者の生存期間・予後因子に関する検討
背景
神経内分泌癌（neuroendocrine carcinoma: NEC）は神経内分泌腫瘍（neuroendocrine neoplasm: NEN）の中でも進行が速く，治療選択肢も限られている．スペインのNENレジストリ（Spanish National Neuroendocrine Tumor Registry: RGETNE）をもとにした2,813例の検討において，GradeとKi-67指数が予後に関連していることが報告されている1)．今回，RGETNEに登録された膵・消化管NEC（GEP-NEC）を対象とし，生存期間および予後因子について検討が行われた。（図１）
図1. 背景
対象と方法
本研究は，2004年から2019年までにRGETNEに58施設から登録された4,807例の消化管・膵NEN（GEP-NENs）のうち，低分化でKi-67指数が20%を超えるNECを対象とした。