Monitoring molecular residual disease by circulating tumor DNA in resectable colorectal cancer: Molecular subgroup analyses of a prospective observational study GALAXY in CIRCULATE-Japan
First Author : Hiromichi Shirasu, et al.
切除可能結腸直腸癌における循環腫瘍DNA(ctDNA)を用いた分子的微小残存病変のモニタリング:CIRCULATE-Japanの前向き観察研究GALAXY試験の分子学的サブグループ解析
背景
結腸直腸癌患者において、ctDNAは分子的微小残存病変を検出することで再発リスクの予測に有用であることが報告されている。CIRCULATE-Japanは切除可能結腸直腸癌(cStage II-IV)におけるctDNA解析の臨床的有用性を検討する大規模なプロジェクトである。この研究は、術後のctDNAと臨床経過の関連を検討する観察研究(GALAXY試験)と、術後ctDNAステータスに応じて術後化学療法を追加あるいは省略することを検討する2つの第3相試験(VEGA試験、ALTAIR試験)から構成されている(図1)。今回の発表では、これまでにGALAXY試験に登録された症例の、術後ctDNAステータスで層別された予後について発表された。