1.1 5-FU/LV
1.1 5-FU療法
1957年にHeidelbergerらが5-FUを開発して以来(3)、5-FUは大腸がん薬物療法の第一選択薬として用いられてきた。切除不能例のみならず、術後補助化学療法に関しても5-FU単剤もしくは多剤併用療法による中小規模の臨床試験が行われてきたが、1988年にBuyseらが報告した5-FU併用レジメンの有効性に関するメタ解析(4)では、5年DFSや5年OSにおいて統計学的有意差は認められなかった。
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1957年にHeidelbergerらが5-FUを開発して以来(3)、5-FUは大腸がん薬物療法の第一選択薬として用いられてきた。切除不能例のみならず、術後補助化学療法に関しても5-FU単剤もしくは多剤併用療法による中小規模の臨床試験が行われてきたが、1988年にBuyseらが報告した5-FU併用レジメンの有効性に関するメタ解析(4)では、5年DFSや5年OSにおいて統計学的有意差は認められなかった。